南谷桂子さんの隣人祭り

[仏]新しい年にボンナネ(明けましておめでとう)!

2009年1月26日

「日本のみなさん、あの熱狂的な歓迎は忘れらない!本当にありがとう」。

昨年12月の来日時の興奮さめやらぬといった表情のぺリファンさん。今日はパリ本部のスタッフ一同が集まって日本のみんなに“ボンナネ(Bonne Année)!”

威勢のいい掛け声と共に、いよいよ新しい年もスタートしました。2009年の「隣人祭り」に向かって全員やる気満々。男性スタッフもたくさん混じっています。

今年のビッグニュースはなんといってもベルギーのブラッセルに本部を置くヨーロッパ委員会(EU)が強力な後援をしてくれることが正式に決まったことです。ポスターやチラシにもブルーで黄色い星マーク(注:EUのシンボルマーク)がたくさん使われています。世界29ヶ国、959都市、そのうちの20ヶ国はEU加盟国。孤独や引きこもり、そんな世界が直面する心の悩みをみんなで解決していこう。それには世界中のみんなの協力が必要です。市民同士が手を取り合い問題意識を共有しあって解決策をみいだしていく。まさにEU委員会が各国の共通理念としてそんな理念を認識し合あうことで一致しました。

「日本のみんなも僕たちEU諸国と肩を並べて繫がりあっていることを忘れないで。その輪がアジアにもひろがり、やがて世界を一周するのも夢じゃない。市民同士のつながりこそ一番強い絆で結ばれているんだってことを証明しようじゃないか!」そんなぺリファンさんの熱い言葉が印象的でした。

1月20日、オバマ新大統領の就任演説。フランスでも熱狂的に感動の渦を巻き起こしました。人種のるつぼという意味ではフランスも多民族国家。アメリカと同じです。翌日の日刊紙は一斉に書きました。「もう一度、アメリカを再建しよう」(フィガロ紙)、「将来への約束」(リベラション紙)、「バラク・オバマの就任演説——新大統領、グァンタナモ法廷の中断を命令」(ルモンド紙)。TVでは演説を一目見ようと集まってきた黒人やヒスパニック系など世代を超えてマイノリティーの人たちの涙や感動を画面いっぱいに大きく映し出していました。いまこそ国民ひとりひとりの協調を求める新大統領の姿勢にフランスのオピニオンもみんな期待しています。もう単独行動主義・個人主義なんか流行らない!まさに民衆の時代のはじまりです。私がいままでずっと求め続けていた理想の時代。大統領就任の舞踏会でオバマ大統領は「隣人」という言葉を何度も繰り返し使っていました。そう、隣人=私たちこそが主役の時代、新しい時代の始まりです。ひとりひとりが繫がっていること、アクションを起こしていくこと。それはまさに「隣人祭り」の理念そのものです。

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